特単って今だとただの報酬アップみたいに聞こえるが、当時はあれかなり空気違った
通常単価2800円とかだった案件が、特単で4800円まで上がる
今見ると「2000円違うだけ?」って思うかもしれんが、あの頃の2000円は重い
しかも車買取
カーセンサー系
車買取って承認率高かったから、とにかく件数回る
だから単価2000円違うだけで月の数字一気に変わるんだよ
順位そのまま現金みたいな感覚あった
で、特単って今みたいに管理画面でポチっと上がる感じじゃなかった
最初ずっと通常単価
こっちは順位上げる
順位落ちる
また上げる
営業に連絡する
数字出す
また交渉する
これ繰り返し
しかも当時のSEOアフィリエイターって、今みたいに表出て営業する文化あまり無い
どっちかっていうと根暗寄り
ハンドルネーム文化
掲示板文化
深夜に被リンク貼ってるようなやつばっか
だからASP営業と打ち合わせして
「このKWまだ伸ばせます」
「特単もう少し上がりません?」
とかやってるのかなり異様だったと思う
契約書巻いた時も
「あ、SEOってここまで来たのか」
って変な感じあったな
昔って順位取るまではやるんだが、その先の営業交渉まで行く人そんな多くなかった
でも途中から変わった
順位持ってるやつが強い
それが金になる
ASP側も無視できなくなる
営業から
「日本で5本の指に入る単価です」
って言われた時も、単に嬉しいというより
「あー地下の攻略組が表に出てきたな」
みたいな感覚の方が強かった
でこれカーセンサーなんだが、当時ちょっと今だと意味わからん承認状態だったんだよ
申込みベースで全承認みたいな空気あったから
例えばいたずらでも通るし
自分でテストしたやつでも承認されたりする
もちろんそんなの乱発したら終わる笑
その時は先に営業に
「今からテスト流すんで非承認でお願いします」
って言ってた
ASP側ログ全部見えるからな
誰から申し込まれたか普通にわかる
ヘタな事やると提携解除飛ぶ
だから外から見るとブラックSEOとか無法地帯っぽいんだが、中は意外と変な自治感あった
「あそこ超えると危ないよな」
みたいなライン感覚
あとSEO以外の手法で成果発生させてた人もいた
リスティングとかメルマガとか
あれも最初バレないんじゃね?みたいな空気あるんだが、途中で普通に飛ぶ
提携解除だけならまだしもコミュニティ出禁みたいになってた
SEO界隈って狭いからすぐ広まるんだよ
「あーあの人やっちゃったか」
みたいな
だからブラックSEOって言っても、完全な犯罪者集団というより
Googleの穴を探してる攻略組に近かった
マリカーのショートカットとか
格ゲーの永久コンボとか
ドラクエ5の蓋バグとか
修正される前に回し切る
そんな空気だったな

