SEO全盛期の飲み会は情報戦だった

SEO飲み会文化|ASP営業とアフィリエイターの裏話

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昔のSEO界隈、やたら飲み会が多かった。

 

今みたいに気軽にDMで情報回す感じじゃない。
実際に集まる。

 

で、酒飲む。

 

すると皆しゃべる。

 

これがでかい。

 

当時のSEOって、情報の鮮度が命だった。
教材読んでるだけじゃ遅い。
だから塾入ったり飲み会行ったりしてた。

 

しかも金融系やってる奴ら、金回りがえぐい。

 

一次会で終わらん。
そのまま二次会三次会。

 

なのに会話内容はずっとSEO。

 

「どこ上がった?」
「今なに飛んでる?」
「その中古ドメインどこで拾った?」

 

酒よりそっち。

 

今思うと異常。

 

で、面白かったのがASP営業。

 

売れてない頃は普通の対応。
まあ当たり前。

 

でも順位上がると急に変わる。

 

「ムーさん、単価どうですか?」
「特別単価出せます」

 

始まった始まったって感じ。

 

あれ体験すると脳焼かれる。

 

だって順位上がるだけで、昨日まで他人だった人が急に営業してくるんだぞ。

 

そりゃハマる。

 

逆に飛んだ時は地獄。

 

朝起きて順位チェック。

 

「あれ?」

 

もう嫌な予感する。

 

サイト名検索しても出ない。

 

サーチコンソール見る。

 

きっついわ。

 

金融とか一撃飛ぶと売上全部消えるからな。

 

昨日まで100万見えてた世界が、一瞬でゼロに近づく。

 

しかもGoogleアップデート、なぜか飲み会中に来る。

 

これ本当なんなん。

 

皆スマホ見始める。

 

空気変わる。

 

「やばい落ちてる」
「いや俺上がってる」
「終わったかも」

 

店なのに順位確認大会。

 

悪いことしてる奴らの集まりみたいで笑った。

 

あと金融案件って修正も厳しかった。

 

飲み会中にASPからメール。

 

「表現修正お願いします」

 

はぁ!?今!?

 

ってなる。

 

でも放置怖いからノーパソ開く。

 

酔ってるのに修正。

 

意味分からん。

 

金融SEO、ほんと神経使った。

 

あと車買取系も覚えてる。

 

ランキング順位で空気変わる。

 

ASP側も本気。

 

「1位掲載お願いできますか?」

 

普通に来る。

 

でも俺、あんまりそこ素直じゃなかった。

 

電話しつこい所とか、自分が嫌だった所は順位落としたりしてた。

 

逆に、対応まともな所は上げる。

 

そのせいか分からんけど、微妙な空気になった事もある。

 

まあ知らん。

 

でもあの頃のSEOって、今よりずっと泥臭かった。

 

綺麗なマーケティングじゃない。

 

順位。
報酬。
修正。
特単。
圏外。

 

皆、その数字だけ見て生きてた感じする。