昔の中古ドメイン探しって、今みたいに「おすすめ中古ドメイン紹介!」みたいな綺麗な世界じゃなかった。
まじでゴミ山だった。
毎日、期限切れドメイン一覧サイトを眺める。
しかも全部英語。
当時の俺は英語なんか得意じゃない。
それでも掘る。
なぜか。
金になるドメインが混ざってるから。
中古ドメインって、簡単に言うと「過去に誰かが運営していたサイトの残骸」なんだよ。
で、その残骸の中に、たまに強い被リンクが残ってる。
昔のSEOはそれだけで順位が動いた。
だから皆掘ってた。
まず期限切れ一覧サイトから適当に候補を見つける。
次にAhrefs。
Majestic。
MOZ。
これを順番に突っ込む。
被リンク数。
発リンク。
Citation。
Trust。
変な海外リンクが混ざってないか。
さらにアーカイブ確認。
ここが地味に重要だった。
一見まともそうでも、過去を見ると急に海外薬サイトになってたりする。
しかももっと酷いのがある。
海外旅行ブログっぽいドメインだったのに、取得して使った瞬間に海外サイトへ飛ばされる。
リダイレクト入り。
「あーやられた」
ってなる。
当時はこんなの山ほどあった。
中国語スパム。
アダルト履歴。
ハック済み。
意味不明な海外リンク。
今思えば、よくあんな危ないもの毎日掘ってたなと思う。
でも当時のSEO勢って、感覚が完全に麻痺してた。
ゴミ山から金探してる感覚。
しかも高PageRankドメインとか見つけると脳汁出る。
「これ当たりじゃね?」
って。
ただ現実は甘くない。
結局、本当に強いかどうかは上げるまで分からない。
これが中古ドメインの怖いところだった。
今みたいに「このドメインはSEO効果あります!」なんて親切な時代じゃない。
相互リンクに使ってみる。
ペラサイト載せる。
順位見る。
そこで初めて答え合わせ。
完全にガチャだった。
ちなみにサテライトサイトも一応やった。
サーバー20個くらい借りて、エクセルやGoogleドキュメントで管理して、外注に投げて量産してた。
でも正直、俺には合わなかった。
被リンク効果もそこまで体感できなかったし、何より管理が面倒。
むしろ不自然リンクで余計な失点食らってる気すらしてた。
もちろん、サテライト極めてた人は実際いたと思う。
だからアンチに「下手だっただけだろ」って言われたら、まあその通りかもしれん。
でも俺は性に合わなかった。
その代わり、ペラサイトとドメイン力でビッグキーワード殴る方が好きだった。
そっちの方が夢あったから。

