この物件、価格帯的にもエリア的にも悪くなかった。
正直、普通に内見まで進めばそのまま検討ラインに乗せるつもりだった。
最初の連絡も問題なし。
よくある流れで「日程調整します」で止まる。
ここまでは普通。
問題はここから。
待っても来ない。
1日、2日じゃなくて普通に数日スルー。
まあ忙しいこともあるし、この時点ではまだ様子見。
で、再連絡。
返ってきたのが
「売主確認中です」
これもまあよくある。
ただ、その後が続かない。
気づいたら1週間。
さらに経って2週間。
この時点で違和感が確信に変わる。
「あ、これ優先度低い扱いだな」ってやつ。
不動産ってわかりやすくて、
動く案件は本当に早い。
日程もポンポン決まるし、
売主の返事もすぐ来る。
逆に止まるやつはずっと止まる。
で、この案件は完全に後者。
じゃあここでどうするか。
前の自分なら追ってたと思う。
連絡して、確認して、また待って。
でもそれやると、
時間だけ持っていかれる。
しかも主導権は常に相手。
今回それをやる気はなかった。
だから切り替えた。
「待つ側」に。
こっちからはもう追わない。
動いたら対応する。それだけ。
このスタンスにすると一気に楽になる。
無駄に気にしなくていいし、
他の物件に集中できる。
重要なのは、
この物件が良いかどうかじゃない。
「この流れで取りにいく価値があるか」
ここ。
結論としては、今はない。
だから優先度を落とす。
ただし完全に切るわけじゃない。
連絡が来て条件が整えば、その時に判断すればいい。
不動産は一件に固執するゲームじゃない。
流れが悪いなら一旦外す。
それだけでいい。
今回の件は、
「いい物件でも流れが悪ければ触らない」
これをはっきりさせた案件だった。

